リスニングが苦手な真因


とかく日本人には義務教育で英語を勉強して来たのにも拘らず、英会話が出来ない人が多過ぎるという見過ごせない問題があります。その会話能力が不足する原因は、リスニング能力の弱さに在ると考えられます。ところがそのリスニングで英語が聴き取れないという現象には、何種類かの原因が在るとされているのです。

その中の代表的な原因としては、「英単語の発音が正確に覚えられていない」「覚えている英単語の数が極端に少ない」「英語に不慣れなので速度に付いて行けない」という三箇条が挙げられます。これ等まさに自分の状態を指摘されたと実感する方が、多いのではないでしょうか?

そこで正確な発音と単語の数の問題に対しては、中学校レヴェルの教科書を読み返すだけで、ある程度は解決出来る筈です。要するにこの問題は、暗記さえすれば解決出来るのです。因みに語彙(ごい ボキャブラリー 使用出来る単語の範囲)数の問題ですが、単語は500位を、例文は50位を覚えておくと充分だそうです。


ところが速度に対する問題は、少々厄介になります。従ってここでは、中学校や高等学校で習って来た英語を一旦は忘れて、アメリカで使われる生の英語を聴く行為に専念する、即ちリスニングをするしかありません。これを何回も実行して、一度日本語に訳さなくても、英語のままで理解出来る、こんな英語の回路を頭の中に作る必要があるのです。

実際にはこういう考え方を、学習の初期の段階から取り入れる、これこそが効果を発揮するのです。この英語で考える思考回路が、一粒の種でも一旦頭脳に完成されてしまえば、後はもうこちらの物です。何故ならこの一粒の種を、育んで成長させて行けば済むからです。

然しながらこの英語の回路という要所を外しては、どんなに学習を続けても実を結ぶ事は殆どありません。こうなると「リスニングをしなくては…」という課題だけに追われる結果となり、ただ漫然と学習を続ける結果になるのです。

この様にリスニング能力を向上させる為には、英語だけの思考回路という一粒の種を頭の中に植え付けて下さい。

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